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キッチンでの無駄な動きをなくす!
シンク&コンロ下の収納ワザ

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調理のたびに使うキッチングッズは、取り出し、使い、洗い、元の場所に戻す、という流れでお使いだと思いますが、その動作、無駄なくできているでしょうか?
時間にしたら1分もないロスタイムだとしても、毎回、毎日となると、日々の無駄な時間の蓄積はかなりのものになります。
特に、さあ料理をしよう! と思った時に、キッチングッズを取り出す手間がかかると、やる気もそがれます。
どんな収納にすればスムーズになるのでしょうか。

シンクやコンロの下をチェックしてみましょう

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ここまでではないという人も、フライパンやザルは3個以上重ねている、出番は少ないが手前に置きっぱなしのものがある、取り出したいものが一目では見つからない、ということがある方は、今の収納を変えてみることをおすすめします。

大きく深いスライド引き出しなら「縦」に収納するほうが楽!

スライド式収納は、中が広く、開閉も楽でよいのですが、その深さと大きさのため、逆になんでも入れてしまっている、という方が多いのです。

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一見すっきりしていますが、一番下のフライパンは、上のふたと小さいフライパンを移動しないと取り出せません。こういう問題を解決してくれるのが「縦」置き収納です。

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自立しない鍋やフライパンは、プラカゴやファイルケースを使って立てて収納します。こうすると、モノが重なっていないので、ひと目で見つけられ、ワンアクションで取り出せます。重ねないとすべてのグッズがどうしても収まらないという場合は、収納スペースに対してアイテムが多すぎるということ。フライパンも鍋も、よく使うベスト3を選んでみましょう。

見た目もおしゃれで使いやすいKEYUCAのステンレスラック

長く使うものだから、せっかくならおしゃれでしっかりしたものをとお考えの方には、私が監修したKEYUCAのステンレスの専用ラックをおすすめします。
これは、フライパンの持ち手を取り出しやすい角度で固定できる滑り止めがついていたり、鍋蓋がすっきり立てられるカーブがついていたり、かゆいところに手が届く仕様になっています。よく使うフライパンだけこのラックにし、他のところは100円ショップのものにするなど、組み合わせて使うのもよいですね。

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やってみるとその差に驚きます。使いやすいキッチンにしないのは損!

「ラックで立てたくらいで、そんなに変わるもの?」と思うかもしれません。ですが細かいものが多く、毎日の使用頻度が高いキッチンは、収納方法次第で使いやすさが驚くほど変わります。一度、シンク下かコンロ下、どちらかだけでもやってみていただけたら、「同じキッチンなのに、全然違う!」と驚かれるはずです。たった一度のお片付けで毎日のムダを省けます。ぜひやってみてください。

※コラムの内容や掲載商品は執筆時の情報であり、予告なく変更される場合がございます。最新情報をご確認ください。実施する際は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願い申し上げます。

【インブルーム株式会社  中山真由美】
野村不動産における各種イベントにて「整理収納セミナー」開催実績多数。TV、雑誌等メディア出演多数。野村不動産グループカスタマークラブにてお片付けサービス(プレシャスデイズ)を実施しております。