
部屋をもっとおしゃれにしたい!そんな時は壁面に少しアクセントを付けると各段にセンスアップします。白いビニールクロスをキャンバスにして腕の見せ所です。センスに自信が無い、模様替え時に困るのではと悩んでいる人も大丈夫。壁紙の上から貼って剥がせる手軽なアートシールや輸入壁紙が続々登場しています。
海外のインテリア写真はひと目でわかる?壁を装えば各段にセンスアップ

壁を装えばインテリアは格段にセンスアップ。こちらは今あるビニールクロスの上から簡単に貼ることができる輸入壁紙。きれいに剥がすことができる(はがせるシール壁紙/ WALPA)
海外のインテリア写真には素敵なものがたくさんあります。例えば今人気のインテリアと言えば北欧スタイルを筆頭に、男前なブルックリンスタイル、温もりを感じさせるナチュラルスタイルなどがありますが、これらのインテリア写真をご覧になった時、多分これは海外のものとひと目でわかることがありませんか?いったいどこが違うのでしょうか。
実は、照明プランや家具デザインの違いもさることながら、壁の設えに大きな違いがあります。海外のインテリア写真を見ると、カラフルに塗装してあったり、美しい絵柄の壁紙が貼ってあったり、レンガやタイル、コテなどで立体的に仕上げてあったり、そしてそこに額縁や壁飾りをアートのように並べ、壁面を美しく装っています。
その点、日本の住宅の壁面はシンプルな白いビニールクロス仕上げが中心です。そこで、白い壁を大きなキャンバスに見立てて美しく装えば、部屋全体のイメージが各段にセンスアップ!一気に雰囲気を盛り上げることができます。
センスに自信が無い人や模様替え時も安心、剥がせるアイテムが続々登場

手軽にチャレンジできる壁装飾用粘着シート。裏紙をはがして貼るだけ。アクセントとして貼れば部屋の印象を大きく変えることができる。モダンデザインの父、ウィリアムモリスのデザインなら子供っぽくならず豪華に仕上がる(mt CASA SHEET/カモ井加工紙株式会社)
このようなもっとインテリアを楽しみたいという声に応えて、最近増えているのが、今あるビニールクロスの上から手軽に貼ることができて、下地を傷つけることなくきれいに剥がすことができるアートシールやアクセント用壁紙です。
このような壁面装飾用のシールや壁紙は、小さなステッカータイプから壁一面に貼ることができる壁紙タイプ、トリムのように縁取るボーダータイプなど種類が豊富で、デザインも子供部屋向きの可愛らしいものから、モダン、クラシック、レトロなデザインまで各種そろっています。
いつでもきれいに剥がせるので、センスにちょっと自信が無い人や、ひんぱんに模様替えをしたい人も、安心してチャンレンジできます。
手軽なウォールステッカーからチャレンジ!コーナーやドア枠を活かしてバランスよく

海外製のウォールステッカーには日本ではなかなか見られない大胆な柄も。アメリカのステッカーブランドStickerbrand。どうせならこんなステッカーで大変身してみる?ただしこちらは1回はがすと再利用は不可(Vinyl Wall Decal Sticker Peeking Wolf/Stickerbrand 米国サイトへ飛びます)
まずは手軽なウォールステッカーからご紹介しましょう。ウォールステッカーとは壁紙の上に貼るインテリアシールのことで、アートシールと呼ばれることもあります。白いビニールクロスの壁はステッカーのキャンバスにぴったりです。デザインは花柄や動物柄、幾何学模様、夜景など様々なバリエーションがあります。

カーテンごしに貼られた3Dの花がついたウォールステッカー。立体装飾の花びらで華やかに。花の配置は自分で自由に楽しめる。繰り返し何度でも貼ってはがせる(ホワイトブロッサムウィズ3D/ワンダフルーム)
ウォールステッカーを選ぶ際は、カラフルなものより単色の方がコーディネートがしやすく、枠や床、カーテンや家具の色と合わせて選ぶと上手にまとめることができます。貼る位置は、壁の真ん中より、部屋のコーナーやドア枠、柱、梁、ソファーの背などに沿って貼るとバランスよく決まりますので、試してみてください。
剥がせる輸入壁紙でアクセントウォール!リビングや寝室だけでなく廊下の壁にも

裏紙をはがして貼るだけのシール壁紙。ハードなストーンウォール柄はモダンにもナチュラルにも似合う万能柄。簡単に貼れてきれいに剥がすことができる(はがせるシール壁紙/ WALPA)
空間全体を一気にセンスアップさせるインテリア技として最近人気なのが、壁の一面だけに色や柄を付けて部屋を彩る「アクセントウォール」です。貼って剥がせる輸入壁紙を使えば、アクセントウォールが手軽に作れます。壁紙を選ぶポイントは、ちょっと派手過ぎると感じるくらいでちょうどよく決まります。アクセントウォールは白い壁とのコントラストを楽しむものですから、メリハリを意識して選ぶと良いでしょう。
アクセントウォールは、リビングのソファーやテレビの背面、寝室のヘッド面、トイレの壁など様々な場所に作ることができますが、意外におすすめなのが玄関ホールや廊下の片側の壁です。殺風景になりがちな空間が一気にセンスアップします。白い壁があったらさまざまに装って、更に素敵な我が家を楽しんでくださいね。
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