
(川島織物セルコン)
明るい春はインテリアの季節です。カーテンに小さなアクセサリーを足したり、まとめ方を変えたりするだけで、部屋の雰囲気がぐっと華やかになります。今回はいつものカーテンをちょっとだけセンスアップ、DIYでもできるおしゃれなカーテンアレンジをご紹介します。
いつものまとめ方をアレンジ、レースのドレープはここまで美しくなる

いつものまとめ方からちょっとアレンジ。センターでたくし上げればレースのひだがより美しく映えます(一級建築士事務所 OfficeYuu)
カーテンのまとめ方を少しアレンジすると、インテリアのイメージが大きく変わります。特にこだわりたいのがレースの魅せ方です。昼間の主役はレースのカーテンです。レースのひだをより美しく見せる工夫で、部屋が一気に華やかになります。
インテリアの撮影をする際は、カーテンのひだを整えるのに時間を掛けます。ひだが豊かで美しいと室内が豪華に見えるのですね。こちらの写真は普段は片側に寄せてまとめているごく普通のレースのカーテンを、中心にたくし上げるように束ね、大きなひだをたっぷり見せています。
やり方はとても簡単で、レールの真ん中からチェーンとリングを下げ、そこにカーテンの両端を結びます。この写真では一般的なチェーンと、使わなくなったブレスレットを繋いでリングにしています。しわになっても洗えば戻りますので、春の間だけでもこんなスタイルにして、柔らかい日差しと美しいひだを楽しむのもいいですね。ただしあまり引っ張ると伸びてしまいますので、優しく丁寧に扱ってくださいね。

ドレープとレースを入れ替えて吊るし、タッセルでアクセントに。下から1/3の高さでまとめてひだの豊かさを見せると美しさが際立ちます(サンゲツ)
レースのカーテンのひだをより美しく見せるテクニックに、厚手のドレープカーテンとレースの位置を入れ替えて吊るす方法があります。レースを室内側に吊るすことで、鮮やかな色のドレープをバックに、白いレースのひだがより美しく映えます。
また美しさを際立たせるポイントは、まとめる高さにあります。真ん中より下、高さがある場合は下から1/3ほどの高さでまとめ、ひだを少し引っ張り出してゆったりと見せると、豪華な雰囲気になります。
アクセサリーで華やかに、カーテンに宝石のような輝きを加えて
カーテンをまとめるタッセルは美しさを際立たせるアクセサリーです。カーテンと反対色を使ってアクセントにしたり、金属製のホルダーでシンプルモダンに決めたり、ジュエリーのようなキラキラ輝く美しいタッセルもあります。

キラキラと輝くウィンドウジュエリー。窓回りが一気に豪華な雰囲気になります(TOSO)

輝きのあるタッセルは存在感があるので、小さくても美しさが際立ちます(TOSO)

タッセルは素材にもこだわると、更にインテリアの完成度が上がります。タッセルを交換するだけならとても簡単。手作りでも楽しめます(川島織物セルコン)

金属製のアームホルダーを取り付ければ、カーテンをサッとまとめることができ、モダンやインダストリアルなインテリアにも似合います(TOSO)
今あるカーテンにバランス飾りをオン、空間の豪華さを一気にかさ上げ
部屋の豪華さを一気にかさ上げしてくれるのが、バランス飾りの取り付けです。バランスとはカーテンの上部に取り付ける飾りのことで、豪華なホテルなどで見られる装飾方法です。カーテンレールやボックスにマジックテープで留めるだけですので、意外と手軽に取り付けができます。

シンプルでデザイン性が高いモダンデザインのバランス。カーテンと違う生地を使っても大丈夫(サンゲツ)

クラシックなデザインのバランス。写真はウィリアムモリスのデザインのカーテン。空間が一気に格調高い雰囲気になります(川島織物セルコン)
フリルやトリムでかわいらしく、お裁縫の腕に覚えがあるならチャレンジ

薄手のカーテンに白いフリルが愛らしい雰囲気に(サンゲツ)
お裁縫の腕に覚えがあるなら、カーテンにフリルや房飾りを付けると、可愛らしく華やかな雰囲気になります。

厚手のドレープカーテンのフチにフリンジを付けたデザイン。これだけでもインテリアがぐっと華やかになります(川島織物セルコン)

フリンジ部のアップ。これなら頑張れば自分でもできそうですね(川島織物セルコン)
今あるカーテンにひと工夫加えるだけで、部屋のイメージは大きく変わります。カーテンのアレンジで更におしゃれで素敵な我が家を楽しんでくださいね。
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