家で食事をする機会が増え、家事の負担が増えたという声を聞くようになりました。キッチンでも、ちょっとした困りごとが気になるようになった方もいらっしゃることでしょう。今回は、そんな小さな悩みを解決してくれる、おしゃれで便利なキッチン雑貨をご紹介します。
自分の指みたいに上手に掴める、
テーブルにそのまま置けるゆびさきトング
薄切りのお肉をはがす時、箸では上手く取ることができず、結局指でつまんで手洗いがメンドウと感じたことがある方は、少なくないことでしょう。
他にも、揚げたてのとんかつや焼き立てのソテーなどの熱いものを切る際に、箸で押さえていると動いて切りにくい、にんにくをスライスする時に指でつまむと手の臭いが気になるという悩みも。
料理中にはこの「つまむ」や「押さえる」作業が欠かせないため、指先が汚れたり、箸では上手くできなかったりすることがよくあります。
そんな作業を指の代わりにやってくれるのが、自分の指のような感覚で自然に使える「ゆびさきトング」です。こちらは、日本屈指の金物の街、新潟県三条にあるものづくりの会社の製品で、指のように使えることにこだわって開発されました。
柔らかなバネのような反発力で、薄いものや熱いもの、小さなものも上手に掴むことができ、ステンレス製なので洗いやすく、いつも清潔に保てるのが嬉しいところです。
それともうひとつ、このデザインには便利な秘密があります。一般的なトングや菜箸の場合、肉や臭いのある物を掴んだ後に置き場に困ることがありますが、こちらは先端が自然に浮くように置けるので、テーブルやキッチンカウンターを汚さないで済みます。
これなら、しゃぶしゃぶなどのお鍋を楽しむ時も、テーブルの上にそのまま置いて大丈夫。使って良し、置いて良し、見た目も良しのキッチンの便利小物です。
ふきんをインテリアにする!サスティナブルな北欧スポンジワイプ
キッチンでの困りごとと言えばふきんのこと。干し場に困っている、ニオイが気になるなど、様々な悩みの声を聞きます。かといって、いつもペーパータオルを使い捨てにしていては、環境問題が気になります。
そんな悩みを解決してくれて、地球環境にも貢献できるのが、今から約70年前にスウェーデンで開発された北欧のふきん「e.スポンジワイプ」です。
e.スポンジワイプはセルロースを主原料とし、コットンを加えて作られたふきんです。セルロースとは木の端材から取れる繊維で、普通なら捨てられてしまう木材を使うのでとてもエコ。100%自然素材なので、土に埋めると土に還る、まさにサスティナブルなふきんです。
セルロースは多孔質(細かい穴が開いている構造のこと)のため、吸水性が抜群で、乾きやすい特性を持っています。そこにコットンを加えたことで、軽い力で簡単に絞れる柔らかさと洗濯機で洗える耐久性を持たせました。
ふきんのニオイの主な原因は、生乾きの間に繁殖する雑菌ですから、早く乾けばそれだけ衛生的。乾くとパリっと固くなりますが、濡らせば柔らかく戻ります。
キッチンのふきんとしてはもちろん、水切りマットやまな板の下敷きとして、また洗面所や浴室、室内の拭き掃除にも便利に使えます。
そして何といってもそのデザインの愛らしさ!お馴染みムーミンをはじめ、リサ・ラーソンの猫やうさぎ、小泉誠氏の和コレクションなど、見ているだけでも楽しい気分になれます。
そのまま見せて干すも良し、水切りマットにするも良し、おしぼりにしてテーブルコーディネートに使うも良し。自由にカットできるので、コースターとしても使えます。
使い勝手がよく、地球環境にやさしく、そしてインテリアにもなる便利なふきんがあれば、キッチンに立つのが楽しくなりそうです。
キッチンではちょっとしたゴミがよく出る、
斜めが使いやすいminiゴミ入れ
キッチンでは生ごみをはじめ、小さなゴミがたくさん出ます。玉ねぎの薄皮、トマトやきゅうりのヘタ、ティーバッグ、レトルトの封を切った後の切れ端、レンジの時に使ったラップなどなど。
足もとに大きなゴミ箱を置いてあるご家庭も多いと思いますが、そのたびにいちいち振り返ったり屈んだりするのはちょっと大変です。時には、汁を床に垂らしてしまって、更に掃除に手間が掛かってしまうことも。
キッチンで出る小さなゴミたちは、手元でサッと捨てられるようにしておくと、作業がスムーズに進みます。小さなゴミ袋をそのまま置いているお住まいを見かけることもありますが、ゴミ箱にこだわるのが、キッチンをキレイに見せるコツ。もちろん手入れがラクで、ゴミが捨てやすいことは必須です。
こちらはMEPALの卓上サイズのコンパクトなゴミ箱、「カリプソ」です。ころんとした可愛らしいデザインと、美しいカラーリングがキッチンを華やかに彩ってくれます。
MEPALは、ヨーロッパでも最大手のオランダの樹脂製キッチンウェアのブランドで、機能的でカラフルなデザインを得意としており、60年以上世界中で愛されて続けています。
ちょっと斜めに傾いたフタは中身が見えやすく、ゴミが捨てやすくなっています。フタはパッと外して丸洗いできるので、お手入れは簡単。小さなビニール袋を中に入れて、ゴミが溜まったらポイっと捨ててしまってもよさそうです。
ゴミを捨てる場所だからこそ、美しく可愛らしくしておきたいもの。カリプソの発色の美しさは、そこに置いてあるだけでキッチンを華やかに彩ってくれます。
注意したいのは、このようなゴミ箱に金属製のミニバケツを使ってしまうこと。見た目はおしゃれなのですが、錆がカウンターに付着してしまうことがあります。
ヘアピンを洗面台に置きっぱなしにして、錆が付いてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。このような錆びを「もらい錆」と言い、落とすのに手間が掛かりますので、水まわりでは錆が出やすいアイテムを使用するのは避けましょう。
キッチンのちょっとした悩みを解決してくれる便利でかわいい雑貨たち。お気に入りを見つけたら上手に使って、毎日を更に快適にお過ごしくださいね。下記にも、暮らしに役立つキッチンとダイニングの工夫をご紹介していますので宜しければご覧ください。⇒忙しい人ほど使っている!食器洗い機の上手な活用法⇒出会った瞬間ひとめ惚れ!海外の小粋なテーブル雑貨⇒おしゃれなテーブル調理が大人気!ニオイが気になる人には強い味方も
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