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photo ゴルフも人生も、もっと楽しくなる! 達人たちの名言・格言

<達人たちの名言・格言> vol.3

起こったことに
敏感に反応してはいけない。
やわらかくやり過ごすのだ。

中部銀次郎

中部銀次郎ゴルフにはさまざまなことが起こる。

OBに打ったボールが木に当たって出てきたりする幸運もあれば、ナイスショットがディボット跡(※1)に埋まってしまう不運もある。
とてつもないスネークライン(※2)のロングパットが入ったり、30センチの短いパットを外したりもする。
しかし、これらのことにいちいち反応して、一喜一憂を露わにしたら、精神状態を正常に保てるわけがない。冷静に次の状況判断だってできなくなる。
謙虚に心を平静に保っておくためには、起こったことに敏感に反応してはならないのである。やわらかくやり過ごすことが必要だと、中部は言う。
「プロより強いアマ」と言われた中部は、ゴルファーとしての立ち居振る舞いだけでなく、一人の大人としてどう振る舞うべきか、含蓄のある言葉を残している。

(※1)ディボット跡…フェアウェイから打つ際に、クラブヘッドで削られる芝生をディボット(divot)と言い、打った後の削られた跡をディボット跡と言う。ディボット跡を適切な方法で修復するのは、ゴルファーの重要な義務のひとつでもある。
(※2)スネークライン…グリーン上で、芝目が一方方向ではなく、スライスライン(右曲がり)とフックライン(左曲がり)が混在したラインのこと。

中部銀次郎(1940年~)

中部銀次郎(1942~2001年)

なかべ・ぎんじろう。1942年、山口県下関市生まれ。大洋漁業を営む一族の御曹司として生まれる。虚弱な体質のため、幼少より父の手ほどきでゴルフを始める。長ずるにしたがって、腕をあげ天才の出現と騒がれた。甲南大卒。60年、18歳で日本アマに出場。62年、20歳で日本アマ初優勝。以後64、66、67、74、78年と17年にわたり、通算6勝の金字塔を打ち立てた。67年には西日本オープンでプロを退けて優勝。「プロより強いアマ」と言われたが、プロ入りはせず、生涯アマチュアリズムを貫いた。

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