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LIFE STYLE COLUMN

golf_mov_title_bg Driver Lesson - 鳥井雄一郎のドライバー講座 -

4大メジャーのひとつである全米プロ選手権など、米ツアー11勝のジェイソン・デイ。
世界ランク1位の実績を持つデイと同時期にオーストラリアのゴルフ学校に在籍し、コリン・スワットンコーチについて世界基準のスイング理論を学んだ鳥井雄一郎プロ。
その鳥井プロが教えてくれるのは、飛んで曲がらないドライバーショットの極意。
最終回は、いままでのレッスンのまとめをお送りします。

DRIVER LESSON - 7

飛んで曲がらないドライバーショットの極意
総集編

最後に、今までご紹介してきたレッスンのおさらいをさせていただきます。

第1回「飛んで曲がらない。上手な手首の使い方」

第1回はコッキング、手首の使い方でした。

手首をコックする(曲げる)方向や動かし方を間違えると、スイングが安定せずヘッドスピードも上がらないので、ボールを遠くに飛ばすことができません。正しいコックを身につけるためのドリルを、もう一度、振り返ってみましょう。

まずはドライバーを持ってアドレスの形をつくります。ヘッドが体の中央にくるように構えたら、剣道の面打ちのようにヘッドを真上に上げて、そこから下ろす。手首を親指側に曲げる動き(コック)と腕の動きを同調させて、ゆっくり、やさしくヘッドを動かしてください。

photo 何回か繰り返して慣れてきたら、腕がしなるように、手首を柔らかく使うことを意識してみましょう。

このイメージを実際のショットの動きにつなげていけば、クラブヘッドがタテに上がって、タテに下りる、しなやかなスイングが自然にできるようになります。

第1回コラムはこちら >

第2回「パワーを生み出す体のねじりの作り方」

第2回はパワーを生みだす捻転の作り方と、正しい体の動かし方をマスターするためのドリルでした。

アドレスの形で構えたら、クラブのグリップエンドを胸のセンターに合わせてください。クラブは、だらりと垂れ下がるように人差し指だけで支えます。
この形から右を向いて、クラブが右ひざの前まできたら、そこで体のねじりを止めてください。

photo そこからクラブを握って振り上げれば、体が適度にねじれた正しいトップの完成です。

次に、できあがったトップの形から、ヘッドで地面を叩くように2、3回、真下に向かってクラブを振り下ろしてみましょう。タテにクラブを振るイメージを忘れないうちに、自分のタイミングで素振りをすると効果的です。

第2回コラムはこちら >

第3回「“力み”のないスイングでヘッドを走らせよう」

第3回は、「どうしても力む」というゴルファーの皆さんにお勧めしたい“ヘッドの重みを感じてスイング”するドリルでした。

使うクラブは、ドライバーよりもヘッドが重いアイアンがいいでしょう。
アドレスの構えから真上にクラブを振り上げたら、地面を叩くようにクラブを振り下ろします。このとき力を入れるのは地面を叩く、インパクトの瞬間だけです。

photo 手首を柔らかく使ってヘッドの重みを感じながらクラブを振り上げ、ヘッドを落とすようにして地面を叩きます。

この動きを何回か繰り返してヘッドの重みを感じとることができたら、続けてスイングしてみてください。“力み”がとれて、ヘッドが走る感覚がおわかりいただけると思います。

第3回コラムはこちら >

第4回「リズムも良くなる切り返しの動き」

第4回はトップからダウンへの切り返しのタイミングをつかむためのレッスンでした。

切り返しのタイミングが安定すれば、リズムが良くなるだけでなく“上体がボールに向かって突っ込む”“体の開きが早い”、ミスの原因となるこんな動きも改善されます。

photo トップまできたら、上体は右に向けたまま、左足のかかとを下ろします。これが切り返しのきっかけとなります。

photo バックスイングと同時に左足のかかとを上げて、右を向いたまま左足のかかと下ろす。この動きを繰り返して、切り返しのタイミングをつかんでください。

第4回コラムはこちら >

第5回「スライスが一瞬で直る右を向いたままの素振り」

第5回はスライスの悩みを解決するレッスンでした。

カット軌道をオンプレーン(正しいスイング軌道)に直し、ボールをつかまえられるようになる、そんな素振りのドリルをご紹介しました。

クラブを持ってアドレスしたら、バックスイングすると同時に右を向いてください。右を向いたままインパクト、そしてフォローまでクラブを振り抜く。たったこれだけで、インサイドからクラブが下りてきやすくなります。

ポイントは、右を向いた視界の右からクラブが下りてくるようにすることです。視界の左からクラブが下りてくるのは、カット軌道になっている証拠です。

photo バックスイングして右を向いたら、視界の右からクラブを振り下ろし、右を向いたまま振り抜きます。
この素振りには、スイング軌道が改善されるだけでなく、頭が残りクラブヘッドが先行して、ボールがつかまるようになるという効果もあります。

第5回コラムはこちら >

第6回「フォローに向けて加速し飛距離と方向性を改善しよう」

そして前回は、飛距離を伸ばすだけでなく方向性を良くするためにも重要な、フォローへの加速と、振り抜く方向を改善するためのドリルでした。

逆さに持ったドライバーを、ゆっくり上げて、ゆっくり下ろすことで、フォローに向けて加速していくイメージを体感します。ポイントは体の左側、つまりフォローで“ビュン”というクラブが風を切る音をさせることです。

注意してほしいのは、シャフトを立ててフォローを振り上げるということです。

photo クラブを90度に立てる意識で振り切ることができれば、クラブフェースはスイング中、体に対して真っすぐなまま動きます。フェースがスクェアな状態でインパクトすることができますから、当然、方向性が良くなるというわけです。

第6回コラムはこちら >

さて、確実に飛距離を伸ばして、方向性も良くなる6つのドリル、いかがだったでしょうか?
このドリルを実践してドライバー名人になった皆さんと、どこかでお会いできることを、心より楽しみにしております。

photo

鳥井雄一郎でした。(終)

鳥井雄一郎

鳥井雄一郎

鳥井雄一郎…1983年8月29日生・北海道出身。高校卒業後単身オーストラリアへゴルフ留学。豪州ではジェイソン・デイと共にコリン・スワットン氏にゴルフを学ぶ。8年の年月を経て帰国しゴルフコーチへ。自由が丘『G-HEART』でヘッドコーチを務める。