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LIFE STYLE COLUMN

快眠へ誘う寝室に~
ポイントは室内への日射熱防止とベッドメイキング

残暑厳しき折、35度を超える気温のニュースにもさほど驚くことはなくなりました。
そんな中、環境省が推奨している夏の室温は28度です。28度でも暑いと感じる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、快眠へ導く寝室にするポイントをご紹介いたします。

寝苦しい暑い夜になってしまうのは、昼間の強い日射熱が原因

太陽が沈んだ夜になっても部屋の中が暑いと感じるのは、昼間の強い日射熱(太陽からの熱)が室内の壁や床を熱し、夜になってもその蓄積した熱を放出し続けているからです。真夏の直射日光があたったフローリングの表面温度は40度を超えることもあり、夜になってもなかなか冷めません。床暖房の表面温度は30度程度ですから、これでは暑くて当然ですね。つまり夜を涼しく過ごすためには、室内に日射熱をいれないこと!その方法として、窓の外で遮る方法、窓自体で遮る方法、窓の内側で遮る方法の3パターンがあります。

窓の外側で遮る方法

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ゴーヤなど食べられるものを育てるのはいかがでしょうか。(dinos:アイアングリーンカーテン プランター台付き)

太陽光を窓の外側で遮って、室内に日光が入らないようにします。マンションの場合、ベランダは共用部分ですから、日よけの取り付けなどはできませんが、緑のカーテンならチャレンジ可能です。
緑のカーテンとは、植物の力を使って日陰を作る手法で、プランターにツル性の植物を植えて、葉が茂ってきたら窓が影になるようにツルを誘導します。ゴーヤやきゅうりなど食べられるものを植えれば、収穫の楽しみもあります。
ただし、夏が終わったらしっかり片付けをすること、台風シーズンには素早く撤去できるようにしておくことなど、注意点もあります。また、高層マンションではベランダに植木を置くことを認めていないケースもありますので、マンションの管理規約を確認して安全に楽しみましょう。

窓自体で日射熱を防ぐ方法

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遮熱フィルムはネットでも簡単に手に入り、DIYで行うことができます。(DUOFIRE:3D窓用フィルム)

窓ガラスに工夫を施すことで、日射熱を防ぐ方法です。具体的には、遮熱性能を持つガラスへ替える、窓ガラス面に遮熱フィルムを貼るなどの方法があります。

窓の内側で日射熱を防ぐ方法

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材質やカラーバリエーションが豊富にあるため、インテリアに合わせて選ぶことができます。1年間一般住宅に取り付けた場合、36%の節電効果が実証されたという実験結果も出ています。(Nichibei:スヴィエ)

日射熱を遮る機能を持ったカーテンやスクリーンを取りつける方法です。レースのカーテンにも遮熱タイプがありますので、昼間、部屋の中を暗くしないで日射熱だけを防ぐことが可能です。

快眠を促すベッドメイキング

目覚めのよい朝を迎えるためには、ベッドメイキングは重要なポイントとなります。
寝具を夏仕様に替えるだけでも、睡眠の質は高まります。
吸湿速乾、接触冷感の敷パッドや吸汗性の優れたベッドパットを重ねると、ベタベタとした汗を感じることなく、気持ちよく寝ることができます。
また、寝具カバーにも配慮を。直接肌に触れるものなので、涼感効果が大きいです。
シャリっとした感触のリネンや、やわらかく心地のよいガーゼなど、お好みの素材を探しましょう。
吸湿性や通気性が高く、サラリとしていて肌触りのいいものを選ぶようにしてください。

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寝室の環境を整えることは、快眠へつながります。(unico:http://www.unico-fan.co.jp/shop/r/r60/?filtercode12=3)

選ぶ際には、ブルー系がオススメです。寒色系は涼しげで、暑さをやわらげてくれます。白を基調にすると清潔感が増します。

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ブルー系のインテリアはリゾート感も味わえます。(unico:http://www.unico-fan.co.jp/shop/r/r60/?filtercode12=3)

また、枕やシーツにミント系の香りをスプレーして、爽快感をプラスすることができます。ただし、ご使用の場合は控えめに。あまりに刺激が強すぎると、かえって睡眠の妨げとなります。ほのかに香る程度にスプレーするのがコツです。

いかがでしたでしょうか。実は、居心地のよい寝室にするためには、さらにもうひとつ重要なポイントがあります。次回、そのポイントについてお伝えいたします。

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〈監修〉Yuu[本名:尾間紫]
一級建築士、 インテリアコーディネーターとして数多くの現場経験や相談実績をもち、住宅リフォームコンサルタントとして快適な住まいづくりのノウハウを発信している。