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Vol.11「組み合わせて自由に遊ぶウインドウトリートメント」前編

インテリア&プロップスタイリスト 窪川勝哉

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イラスト : 服部あさ美

季節に合わせて窓辺も衣替えを

部屋という空間において、床や壁と同じく、広い面積を占める窓。しかも、立面に取り付けられているものなので、部屋のドアを開けて中に入ったとき、真っ先に目に入りやすい存在でもあります。だからこそ、窓周りの装飾“ウインドウトリートメント”は、空間をコーディネートするうえで重要な要素なのです。

そして、ウインドウトリートメントについて考える際に、とても大切なのは、窓に施したカーテンやシェードが外気を取り入れるためのフィルターの役割を果たしているということ。塵や埃、花粉などの室内への侵入を防ぎ、常にフレッシュかつクリーンな空気を送り込むため、定期的なクリーニングは必須といえるでしょう。つまり、ファッションと同様にウインドウトリートメントも、春夏と秋冬で季節ごとに衣替えをすることをおすすめします。

そこで、ご提案したいのは“組み合わせを楽しむこと”です。窓周りの関連アイテムは、タイプも素材もデザインも実に多彩。組み合わせ次第で、窓辺の印象はがらりと変化します。それぞれの特徴や効果を把握して組み合わせれば、窓辺を飾る楽しみは何倍にも広がります。

今、試していただきたいトレンドのひとつは、腰窓に柄もののシェードを使うこと。幾何学模様やボタニカル柄といった比較的インパクトの強めな柄でも、小さい面積であれば絵画を飾る感覚で取り入れられます。さらに、奥に無地のシェードを組み合わせると一層、柄も際立ちます。

次に、高層階など外からの視線が気にならない窓であれば、レースとレースの重ね付けもおすすめ。柄を重ねるのもいいのですが、生地感の違う2枚を重ねて色味の濃淡により表情を変化させるのが今風です。レースの重なりにより、軽やかで、華やかな雰囲気が演出できます。

そして、ここ数年人気なのが“フロント・レース”。プリーツカーテンを奥に、レースカーテンを手前にもってくることで、レースの柄がよりはっきりと浮かびあがります。背景となるプリーツカーテンの色味によっても柄の見え方は変わります。

ウインドウトリートメントは飽きのこない無難なものを選ぶのではなく、お気に入りを見つけて、いろいろな組み合わせを楽しみましょう。

タイプもデザインもさまざまです。

プリーツカーテン

プリーツカーテン

上部を均等に摘んだヒダによる均一なドレープが特徴的な、もっともポピュラーなカーテン。裾のウェーブが美しく、閉じたときもすっきり。

シェード

シェード

下から上へと、生地をたたみ上げるタイプ。下ろしたときには1枚の生地になるので、ファブリック自体の素材感や柄を楽しむのに最適です。

ロールスクリーン

ロールスクリーン

掃き出し窓から小窓まで幅広く対応。窓以外に、室内の間仕切りや目隠しにも活用できるので便利。シェードと同じく、素材感や柄が楽しめます。

シェード

レースカーテン

光をやわらかく取り込むことができるカーテン。適度な目隠しとなると同時に、柄や刺繍などのデザインにより、住空間の装飾性を高めます。

プリーツカーテン

ブラインド

スラット(羽根)の角度で日差しの量を調節可能。素材はスチールから布、ウッドなど。スラットが縦方向に並ぶバーチカルタイプもあります。

インテリア&プロップスタイリスト 窪川勝哉

インテリア&プロップスタイリスト 
窪川勝哉

インテリアのみならず、クラフトから家電までプロダクト全般に造詣が深く、雑誌やテレビなど各種メディアで活躍中。
ウインドウディスプレイやマンションモデルルームのスタイリングなども担当。 2011年に渡英、2013年より再び拠点を東京に移して活動しています。