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LIFE STYLE COLUMN

Vol.18「バランスのいいインテリアカラーとは?」前編

インテリア&プロップスタイリスト 窪川勝哉

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ベース、メイン、アクセント。
3つのバランスを整える

どんな色を選び、どのように配置するか。それは、お部屋づくりにおいて、とても重要なポイントです。

例えば、白い壁の部屋と黒い壁の部屋では、どちらの方が広く感じるでしょうか。おそらく、ほとんどの人が白い壁の部屋の方が広く感じると答えるでしょう。そう、白は光を反射するので、白い壁の部屋は明るく広く見えるのです。反対に、光を吸収する黒い壁の部屋は壁の存在感が際立つ、という違いがあります。

また、レッドやイエローといった暖色系で整えられた部屋は暖かく感じ、ブルーなどの寒色系は涼しく感じられるとも言われています。つまり、部屋の配色によって体感温度も変わってくるのです。

そんなインテリアカラーを美しくコーディネートするためには、色の配分バランスが大切です。そのキーワードは「7:2.5:0.5」。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの配分が7:2.5:0.5となるのがベストなバランスだとされています。
ベースカラーとは、床や壁、天井の色を指し、メインカラーとはソファやダイニングセットなどの大型家具やラグなどの色、そしてアクセントカラーはクッションやオブジェ、アートといった小物の色を指します。

それぞれのバランスを考える際には、ファッションに置き換えてみるとイメージしやすいかもしれません。例えるならば、ベースカラーはドレスの色。そしてメインカラーはバッグやカーディガン、アクセントカラーはスカーフやアクセサリーだと考えてみてください。ドレスは何色にも合わせやすいカラーを選んで、バッグやカーディガンは全体のイメージを決める主役のカラーをお好みで。そしてアクセサリーではちょっと冒険してビビッドなカラーを選ぶのがコツです。さらにメインカラーを選ぶ際にトレンドを意識すると、より洗練された印象に仕上がります。

特に、ドレスは着替えることができますが、ベースカラーとなる床や壁は容易に変えることはできません。そのため、コーディネートしやすい色を選ぶのがベターなのです。

では、下記でインテリアカラーの基本バランスを確認しましょう。
次回公開予定の後編では、基本バランスに沿った実際のカラーコーディネートを2パターンご提案いたします。

ベースカラーは合わせやすい色を選び
アクセントカラーで冒険を。

LIVING ROOM
イラスト
  • アクセントカラー:ブルー&ラベンダー
  • メインカラー:ブラウン&ベージュ
  • ベースカラー:ホワイト&アイボリー
ベースカラー

空間の大部分の面積を占める床や壁、天井の色。合わせやすい色を選んでおくのがベター。

:
メインカラー

ソファやダイニングセットなどの大型家具、ラグ、カーテンの色。落ち着いたカラーがおすすめ。

:
アクセントカラー

クッションやオブジェ、アートなどの色。季節や気分によって変えられるので冒険してもOK。

イラスト: 服部あさ美

インテリア&プロップスタイリスト 窪川勝哉

インテリア&プロップスタイリスト 
窪川勝哉

インテリアのみならず、クラフトから家電までプロダクト全般に造詣が深く、雑誌やテレビなど各種メディアで活躍中。
ウインドウディスプレイやマンションモデルルームのスタイリングなども担当。 2011年に渡英、2013年より再び拠点を東京に移して活動しています。

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