
(セフィット:スタイルシェルフ)
クローゼットには、今使っている衣服だけでなく、オフシーズンの衣類であったり、カバンや帽子などの小物であったり、時にはスーツケースなどの大きな備品であったりと様々なものが収納されています。
使いやすいクローゼットの特徴とは何でしょう?
それは、『使いたいものがすぐ使えること』です。どこに片付けてあるかわからない、わかっていても詰め込みすぎでシワがよっている…というのでは、すぐに使うことはできませんよね。
クローゼットを最大限に活かすコツを知って、収納美人を目指しましょう。
オプションパーツあれこれ
容量が小さめのクローゼットでもオプションパーツを使えば、しっかり整理整頓ができて使い勝手のいい収納になります。うまく組み合わせて片付けがしやすいクローゼットにしましょう。
オプションパーツには、いろいろな種類があります。うまく組み合わせて、オリジナルクローゼットに仕上げてください。
吊り収納

奥行きのあるクローゼットなら、ハンガーを2列設置することで、空間をさらに有効利用できます。前列に配置するもの、後列に配置するものと分類しておくと使い勝手がよくなります。(セフィット:スタイルシェルフ)

奥行きの浅いクローゼットの場合は、スライド式ハンガーを取り入れたり、天井が高い場合は、取っ手を引くとパイプが降りてくるタイプを取り入れたりするのもひとつです。(ip20 Einrichten)

パンツもジャケットなどと一緒にハンガーで掛けておくのもいいですが、パンツのみを集めてまとめて収納する方法もあります。パンツハンガーにかけておくことで、床に落ちることも減り、シワが付きにくくなります。(セフィット:スタイルシェルフ)

可動式ネクタイ掛けを利用すれば、選びやすくなりますね。シワがつきにくく、使用後はすぐにしまいこまずに引き出しておけば、ネクタイが蒸れるのも防げます。(セフィット:スタイルシェルフ)
置き収納

ワイシャツも平置きで収納すれば、型崩れすることなく保管できます。お店での陳列のように並べることができれば、朝の気分もあがるかもしれませんね。(セフィット:スタイルシェルフ)

カバンなどは飾るコーナーを設けるのもひとつです。お気に入りを飾ることで、物に愛着がわき長く使うことになるので、物の増えすぎの防止にもつながるともいわれています。(セフィット:スタイルシェルフ)
その他あると便利なオプションパーツ
クローゼットが開き戸の場合は、扉の裏を利用するのもいいでしょう。ネクタイや、帽子などを掛ける方もいらっしゃいます。姿見を設置するのもいいですね。また、一度袖を通したけれど、すぐにはクリーニングしないセーターや、明日着る服などを掛けておく『一時保管フック』 などをつけておくと便利です。脱いだばかりの服や装飾品をしまいこむ前に、一度掛けておき、乾燥させてから片付けましょう。

開き戸であれば、扉の裏にも収納できます。(ip20 Einrichten)

一時保管フック(セフィット:スタイルシェルフ)
いかがでしたでしょうか。
クローゼットは、パーツを活用することで収納効率が上がり、片付けがしやすくなります。
もしかすると、収納が足りないと思った場合も、パーツをうまく取り入れることで解決できるかもしれません。
ライフスタイルの変化に応じて、必要なパーツを組み合わせてクローゼットを最大限有効に活用してください。
※コラムの内容や掲載商品は執筆時の情報であり、予告なく変更される場合がございます。最新情報をご確認ください。実施する際は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願い申し上げます。
〈監修〉Yuu[本名:尾間紫]
一級建築士、 インテリアコーディネーターとして数多くの現場経験や相談実績をもち、住宅リフォームコンサルタントとして快適な住まいづくりのノウハウを発信している。