
アイデア満載のモデルルームの事例から、家具で作る4つのワークスペースのスタイル事例をご紹介します。
使いやすいワークスペースは仕事のしかたや生活スタイルによって異なります。仕事に集中したい、家事と両立させたい、インテリアと美しくコーディネートしたい、コンパクトでも高機能にしたいといったことも、造作家具を使えば限られた空間に使い勝手のいいワークスペースが作れます。
リビングや寝室の一角に
家具でゾーニングする落ち着きのあるワークスペース

造作家具でさりげなくゾーニングしたモデルハウスのワークスペース事例。造作家具の取り付けは1~3日程度でできます。
落ち着いて仕事がしやすいワークスペースを作るコツは、生活空間との切り分けにあります。日常生活の中で仕事に集中するのはなかなか難しいもの。ダイニングテーブルで仕事をするとはかどらないという声が多いのも、生活と仕事の意識の切り分けがしにくいことが原因です。
こちらは造作家具を使ってリビングの一角にワークスペースを作った事例です。程よく視線が通るデザインの間仕切り家具で生活空間とさりげなく切り分けを行ない、部屋を狭く感じさせることなく、落ち着きのあるワークスペースを作り出しています。
造作家具なら部屋の形状やインテリアに合わせて製作ができるので、目隠しやぬけ感の演出なども自由自在。空間を無駄なく活用しながら快適なワークスペースが作れます。
収納部を活用する
集中力がアップする個室感覚のワークスペース

収納部を活用すれば個室感覚のワークスペースが作れます。3方を壁に囲まれていると集中力は大幅アップ!
仕事への集中力をより高めたい場合は、活用しきれていない押し入れや収納を使ってワークスペースを作るのはいかがでしょう。3方を壁で囲まれた空間は、集中力が大幅アップします。
収納内部は意外とデッドスペースが多いので、棚や引き出しなどのパーツを使って空間を効率的に活用すれば、新たなスペースが生み出せます。
そこにデスクを組み込めば、仕事に集中がしやすい個室感覚のワークスペースに。扉を付けておけば、使わない時は閉めてスッキリさせておけます。
インテリアの中に美しく溶け込ませる
家事と仕事を両立させるワークカウンター

壁面に変形のデザインカウンターを取り付けたワークスペースの事例。椅子は座り心地がよく、家事の時にサッと動けるよう立ち座りがスムーズなタイプを選びましょう。
テレワークが進み、最近よく聞くようになったのが、家事と仕事の両立がしやすいワークスペースが欲しいという声です。そんな時は、リビングやダイニングにワーク用カウンターを取り付ければ、ダイニングテーブルよりも仕事に集中しやすく、家事もこなしやすい環境が作れます。
カウンターの奥行きは、ノートパソコンで仕事をするなら35㎝程度あれば足ります。オープンなスペースですから、インテリアの中に美しく溶け込むようデザインと品質にこだわりましょう。
例えば、大理石製のカウンターならインテリアの印象をグレードアップさせてくれるのはもちろん、来客時には飾り棚として、ホームパーティの時にはちょっとしたドリンクやおつまみを置くスペースとしても活躍してくれます。
壁面収納の一部にデスクを組み込む
コンパクトで高機能なワークスペース

壁面収納の一部にデスクを組み込んでワークスペースを作った事例。デスクを収納内に組み込めば更に省スペースに。
コンパクトで高機能なワークスペースが欲しい場合は、壁面収納とデスクと一体化させるアイデアがあります。
こちらの事例は、リビングの壁面収納にデスクを組み合わせた家具です。デスクを収納の内部に組み込めば更に省スペースに。カウンターを折りたたむことができるライティング式や、手前に引き出すスライド式なら、使わない時はしまっておけます。
壁面収納なら限られた空間を有効活用でき、様々な機能を組み込むことができるので、部屋をスッキリ片付けつつ、コンパクトで高機能なワークスペースが作れます。
造作家具は生活スタイルや家の形に合わせてオーダーメイドで製作をするので、サイズもデザインも自由自在。こだわりの空間づくりができます。自分にとって仕事がしやすく、美しく暮らせるワークスペースを目指して頂ければと思います。

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