ニューノーマルで調理家電の売れ行きが急上昇しています。一方で、置き場に困っているという声も。今回は、人気の家電類を美しくレイアウトできる、オーダー食器棚の世界をご紹介しましょう。
人気のキッチン家電やテーブルウェア
置き場に困ることも
家で食事をする機会が増えたことで、便利な調理家電が人気になっています。主婦の友社の調査(※)によると、これから欲しい調理家電の1位は電気調理鍋で、2位は低温調理器となっています。
欲しい理由は、ずばり「美味しいものを食べたいから」、そして2位に「家事を楽にしたい」が続いています。
同調査で具体的に名前が挙がったのは、ティファール マルチクッカー、シャープ ヘルシオホットクック、フィリップス 電気フライヤー、パナソニック ホームベーカリービストロ、ボニーク 低温調理器など、どれも家に居ながらにしてプロレベルの料理ができる家電ばかりです。
家電だけでなく、料理を楽しくしてくれる海外の高級ブランド鍋や、食事をより美味しく感じさせてくれる高級食器やカトラリー、ランチョンマットなどのテーブルウェアの売り上げも急増しています。
そこで問題になるのが収納です。ただでさえ収納不足に悩みがちなキッチンまわり。ニューノーマルな暮らしでは、増えた家電やツール類の収納方法を改めて考える必要があります。
※)主婦の友社「暮らしニスタ」の人気調理家電アンケートより
https://kurashinista.jp/
より快適な暮らしを求める人達に人気
美しく効率がいいオーダー食器棚
キッチンとデザインを合わせたい、使い勝手はもちろん見た目も美しく収納したい、スペースを有効活用したい、生活スタイルに合わせた収納が欲しいなど、より快適な暮らしを求める人達に人気なのが「オーダー食器棚」です。
オーダー食器棚には、全てが自由設計のフルオーダーと、既製品のパーツを組み合わせるセミオーダーがあります。
こちらの写真は、セミオーダーの食器棚で、100,000 以上のアイテムと36 種類の表面材を選ぶことができ、サイズは1cm刻みで対応可能なシステム収納です。
システム収納は、何をどう組み合わせるかを考えるのも楽しいもの。生活スタイルやデザインの好み、部屋の形、予算に合わせて作ることができますので、理想の食器棚が作れます。
「見せる」と「隠す」を自在にコントロール
使い勝手に合わせて構成
食器棚の計画の際に注意をしたいのが、「見せる」と「隠す」のバランスです。家電やキッチンツールはデザインがバラバラなことも多く、ただ並べてしまうと生活感が出てしまうことも。
見せたくないものは扉の中に、見せたいものはオープンな棚に、といったことを自在にコントロールできるのもオーダー食器棚のメリット。「見せる」と「隠す」のメリハリがある収納は、雑多になりがちなキッチン空間を美しく見せてくれます。
組み換えや買い足しができるタイプなら、家電を購入したら家電スペースを増やす、隠したくなったら後から扉を設置するといったこともできます。
他にも、吊戸棚の下をホーロー仕上げにしたり、カウンターにタイルを貼ったり、カトラリー類を美しく分類したり。
キッチンまわりは生活の中心にある「食」を司る場です。細やかな好みや空間にフィットする食器棚があれば、毎日の暮らしはより便利に豊かになることでしょう。
大型扉で生活感を排除する
美しいミラー扉で覆った食器棚
生活感を排除したい場合は、大型扉がついた食器棚を設置する手もあります。こちらは美しいミラー扉がついたモデルルームのダイニングの収納事例です。
大きな扉付きの食器棚は、扉を閉めてしまえば、テイストの合わない家電やツール類をすっぽり隠すことができるので、生活感のない美しい空間を維持しやすくなります。お気に入りのおしゃれな家電だけを見えるところにレイアウトするのもいいですね。
他にもハーフミラーの透明ガラスの扉を使ったり、キッチンとトータルでコーディネートして統一感を出したり。生活感が出やすい食器棚だからこそ、デザインにこだわることで、空間がより一層美しく引き立ちます。
キッチンだけでなくダイニングも活用
空いた空間に食器棚を
キッチン内にスペースをとるのが難しい場合は、ダイニングに収納を作るアイデアもあります。キッチン家電やツールの中には、キッチンよりもダイニングテーブルに近い位置に収納するほうが便利なものがあります。
例えば、カトラリーやランチョンマット、テーブルコーディネートの用品、カップ、それからホットプレートや電気鍋、コーヒーメーカーなどテーブルの上で使うことが多い家電もそうです。
収納不足を感じるなら、キッチンとダイニングのスペースを併せて見直すことで、思ってもみなかったアイデアに出会えることでしょう。
生活の中心にある「食」を支える食器棚。暮らしにぴったり合った食器棚で、毎日をより便利に、そして美しくお過ごしくださいね。
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