CLEANING TIPS

苦手ゾーンを克服!プロ直伝のお掃除術 ~ どこまで自分でキレイにできる?覚えておきたい「エアコン」のお掃除テク

リビングルームや寝室のエアコンを本格的に使い始める前にしっかりお手入れして、効率よくお部屋を暖めましょう。家事研究家 高橋ゆきさんに、自分でもできる簡単なお掃除術とお手入れのコツを教えていただきました。

高橋ゆき さん

監修

高橋ゆき さん

家事研究家。お掃除は“楽ラク(楽しく、楽に)キレイ”をテーマに楽しくできるお掃除術を提案、テレビや雑誌で活躍中。家事代行サービス「ベアーズ」取締役副社長であり、家事大学学長。

たまったホコリは
「ストッキングハンガー」で簡単キレイ♪

つけ置き洗い

ご家庭でできるエアコン掃除は、手の届かない上の部分にたまったホコリとりからスタートです。針金製のハンガーと使い古したストッキングで簡単にできる「ストッキングハンガー」をL字型に折り曲げて使えば、ストッキングの静電気効果でサッとすべらせるだけでホコリがとれますよ。

[キレイのヒント]静電気がホコリに効く!「ストッキングハンガー」お掃除術
スクイージー

「ストッキングハンガー」は、ハンガーをひし形にのばして、そこに古いストッキングをかぶせるだけ!お掃除のあとは汚れたストッキングを取り換えれば何度でも使えます。

ワイヤーなので、形を変えられるのもこのお掃除グッズのいいところ。エアコンのように手が届かないカーテンレールの上や、掃除機のノズルが入りにくい家具のすき間など見逃しがちなホコリが驚くほど簡単にとれるんです!

送風口はぞうきんより使える
「軍手ぞうきん」で隅々まで

うろこじみ

次はホコリがこびりついた送風口(ルーバー)のお掃除です。ここでぞうきんよりもオススメしたいのが、ゴム手袋の上に軍手をかさねる「軍手ぞうきん」のテクニック。片手に住宅用洗剤を染み込ませ、送風口を指で挟み横にすべらせて磨いたら、乾いた片手で乾拭きします。力もいらず、ふつうのぞうきんでは届かない隅々まで磨けて便利♪ゴム手袋はすそを折り返しておくと落ちてくるホコリを受け止めてくれますよ。

キレイな空気と節電効果を期待!
自分でできる「フィルター掃除」

排水口

最後にフィルターのお掃除は、エアコンにつけたまま乾いた状態でスタート。掃除機を使い徹底的にホコリをとります。次にフィルターをエアコン付属の説明書にしたがって取り外し、シャワーで水洗いし、しつこい汚れは中性洗剤をつけたスポンジでやさしくこすって落としましょう。フィルターの目詰まりは冷暖房の効率ダウンにつながります。

また、エアコンの内部のお掃除は家庭ではなかなか難しいもの。フィルターも含め、年に1~2回は専門業者に手入れを依頼するとよいでしょう。

シーズンの初めには
室外機のお掃除もお忘れなく!

湿布洗い

室内機とあわせて、シーズンの初めには室外機もキレイにしておきましょう。こちらもまずは乾いた状態で汚れをとるのが基本です。ホコリを落としてから水拭き(「ベランダ・バルコニー」の手間なしお掃除術を参照)していきましょう。

枯れ葉やホコリがついたままにしておくと、ファンから内側に入ってしまうことも。室外機の寿命を縮めかねません。

[キレイのヒント]エアコンの嫌なニオイを防ぐ「試運転」テクニック
スクイージー

オフシーズンの間、お掃除の済んだエアコンには室内機、室外機ともにカバーをかけてホコリがつくのを防ぐといいでしょう。専用カバーは100円ショップなどで手に入るもので充分です。

また、シーズンに入ってエアコンを使い始めるときには、部屋の換気を充分にしたうえで、30分程度の試運転を。スイッチを入れたときのカビ臭さが軽減できます。ほんのひと手間でエアコンの効果はぐんとアップしますよ。

[キレイのヒント]みんな結構使ってる!「お掃除のプロ」に頼んでみよう

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